「スジはいいんだけどね〜、ちょっと攻撃が素直過ぎんのよね。
もうちっとズルイ戦法も覚えないと勝てないゾ♪」
「………………」
潤星(ユンスン)は答えない。
俯いて体中の痣をさすっている。私の顔を見ようともしない。
ふむ。大義名分があったとはいえ、少々ブン殴り過ぎたようだ。
しかし、ここから先へは行かせる訳にはいかない。
私の経験上、この先は絶対に危険だ。
この子はまだ若い。国の運命を担うには、その背中はまだ小さ過ぎる。
こんな所で将来のある若い芽を枯らすのは惜しい。
だから、ここらでひとつ、世間の広さというヤツを教えてやるのが私の役目なのだ。
「いつまで凹んでんの!帰るわよ。」
「………………」
「お〜い。聞いてんの?」
「………………」
むか。…もう1発殴ってやろうか。
いやいや、気持ちは解かる。
私も、星京(ソンギョン)に敗れた時は似た様なザマだった。
何か、元気付ける方法は無いものか。
………仕方あるまい。必殺技だ。
「あ〜、汗かいちゃったな〜。」
「………………」
「お風呂に入りたいけど、誰かさんのせいで体が痛くて、まともに動けないのよね〜。」
「……………!」
「誰か、背中でも流してくんないかな〜」
「!!!!」
お、少し反応した。もう一息。
「まさか、女の子に手を上げといて侘びの一つも無い甲斐性無しじゃないわよねぇ潤星?」
「え……な…?」
むぎゅ。
とどめとばかりに彼の背中を抱く。
「わ…わぁ!美那…さん!!」
どうよ、この福与かな胸の感触は。
予想通り、潤星は硬直したまま動かなくなった。
呼吸が荒い。明らかな動揺。やはり若い。
うーむヤバイ。たまらなく可愛く思えてきた。
帰ったら、本当に流してもらおうか…背中。
◆
成 美那 ◆
SOUL CALIBUR U
美那の登場は嬉しかったですねぇ。今回は無理なんじゃないかと思っていましたから尚更です。
いやはや、いい女になったなー。エッジの頃から大好きでして。健康美ってやつですか。いいですよね。露出度の高い服なのにエロくないところも好きです。
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