一度だけ…。
ただ一度きりの過ち…。
悲愴感、孤独感、背徳感。
愛欲。
好奇心もあったのかも知れない。
押し寄せる感情のうねりが力を奪う。
私の申し訳程度の抗いなど、
彼の包容力の前では
肯定したも同然。
何度も何度も自分自身に
「二度目の過ちは無い。」と誓いを立て
私は肌を許した。
この時の私は知らなかった。
自分自身の弱さを。
愛欲の深さを。
肌を重ねるという行為が
感情のうねりを一層肥大させるという事を。
なんと情けない。これが私か。
こんなにも脆い。
こんなにも呆気ない。
「一度きり」の誓いは簡単に破られた。
これで終わり。
今度こそ最後。
次は断る。
次は絶対に…。
言わなきゃ…。
言わなきゃ……。
誓いを立てては、自ら破る。
気が付けば
温もりと快楽に溺れた日々は
両手で数えても足りなくなっていた。
多くの犠牲を払い
感情を取り戻した報いが、
こんな形で返って来るなんて。
胸の奥で燻る炎は未だ消えない。
交わるほどに勢いを増し
激しく燃え上がる。
深くえぐられる喜びに視界を閉ざされ
何もかも
わからなくなる…。
◆ コクラン ◆
黒蘭 (3〜4巻のスタイル)
いやはや。やってくれましたね先生。まさか新章でコクランがあれ程変わるとはね。新章が始まった回のネクストの表紙を見た瞬間に、「いつか絶対に描く!」と心に決めていました。どうやら僕は、スレンダーな身体に小さなおっぱいという女キャラに過敏に反応するらしい。ただし、お子様はダメなんだなぁ。なかなか条件に見合うキャラって居ないんだけど、新章のコクランには一目惚れでしたね。
例によってイラストの下に何やらズラズラと書いていますが、あくまでもl僕の勝手な想像なので許してやって下さい。
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